医療費が30兆円を超え、市場は急拡大しているものの、医療費の増大を抑制しようと診療報酬の下げ圧力は年々高まっている。一方で高齢者人口の増加に伴って効果的、効率的な医療・福祉の提供体制を整備することが急務になっている。社会保障は平時の国防と言われているように、社会の安定には社会保障の充実は必須である。世界に目を向けても先進国のみならず、発展途上国においても少子高齢化は進行しており、その先頭を行く日本が少子高齢化社会にどう対応するかは世界中が注目している。
医療機関以外の企業はヘルスケア産業に参入しようと試みているが、医療という専門性の高い領域の壁に阻まれており、イノベーションは起こっていない。一方、危機感を持って経営改善に取り組んでいる医療機関は少なく、あっても行き詰まっている所が数多くあります。それは医師や看護師などの医療専門職の壁です。そしてそれを解決できるのは病院総合職(事務職)です。専門職の思考、行動を理解し、その能力を最大限に引き出しつつ、顧客である患者のサポートを行う。この複雑性の高いマネジメントは誰にもできることではありません。だからこそ元気会横浜病院は総合職(事務職)の採用・育成に力をいれ、日本一の療養型病院になる原動力として事務部門を位置づけています。
元気会横浜病院の事務職の仕事内容は多岐にわたる職種です。それほどに仕事が幅広く、かつ様々な経験をする職種であるといえます。私たちは事務部門を一人ひとりが誇りを持って働き、ホスピタリティのあふれる最高のサービスを院内外の方々に届けられる部門にしたいと考えています。
大きく分けて3つの視点があります。
この三つをどうマネジメントしていくかが上司の役割です。
そして四つの部門から成り立っています。
私たちは病院事務職こそが病院の質を決めると本気で思っています。それを証明したいと考えています。このポジションにつくことで業界構造や医療専門職の特性などを理解することができ、ヘルスケアビジネスのチャンスが生まれやすくなります。そして何よりも日本の医療、世界の医療に貢献できる社会的に意義の高い仕事です。あなたに求めることは、自ら率先垂範して病院の価値観を実践すること、その上ですべての業務を体系化、仕組み化し、バックヤードは効率化し、人に触れる仕事に注力が注げるように業務の再構築と稼働させることを理事長とともに実践することです。
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