当院の認知症治療病棟に入院された患者様およびご家族様の皆様
当院では下記の研究に取り組んでいます。
当院の認知症治療病棟では、2020年から、ユマニチュードを取り入れたケアを実践しております。ユマニチュードを用いた関わりによって、認知症の患者様の症状の軽快や抗精神薬の減量に至ったという報告があり、実態調査「ユマニチュードケアを実践した患者のBPSD(認知症に関連する症状)と薬剤使用の変化」を下記のとおり行うこととなりましたので、ご協力をお願いします。
〇研究テーマ
「ユマニチュードケアを実践した患者のBPSDと薬剤使用の変化」
〇研究目的
ユマニチュードを実践したことで患者様に起こった変化を知り、今後のケアに活かすことです。
〇調査対象
認知症治療病棟に2023年1月1日〜2024年3月31日に入院された患者様です。
〇調査方法
患者様の診療録(カルテ)の内容を振り返り、症状の有無や薬の量を調査します。診療録(カルテ)から抽出するデータには、患者様の個人情報(氏名・性別・年齢・ID番号)を含みませんので、個人が特定されることはありません。また、患者様、ご家族様にご負担はございません。
〇発表等
研究の成果は、学会での発表を考えています。研究結果は平均値、中央値などのまとめた値として発表します。また、個人が特定される情報を公表することはなく、個人情報は守られます。
〇データの取り扱い
分析に用いるデータは、研究者が責任もって厳重に管理し、本研究以外に使用することはありません。また、研究終了後は、5年間保管後、適切な方法で廃棄します。
〇利益相反
この研究は、当院の倫理審査委員会の承認を受けています。特定の企業等から支援を受けて行うものではなく、利益相反は存在しません。
この研究へのご協力は自由意思であり、ご協力いただかない場合も、患者様やご家族様に不利益はございません。
協力できない場合は、お手数ですが、2024年7月15日までに、連絡先までご連絡いただきますようお願いいたします。
<連絡先>
医療法人社団元気会横浜病院 看護部
研究代表者 尾形 秀子
電話045−933−1011(代表)